新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックは2020年頃から広がり、生活様式、経済、さらにはオンライン広告業界にも多くの影響を及ぼしました。
この記事では、コロナ禍がGoogle AdSenseの単価に与えた影響を実際の私のサイトの画像を掲載しながら具体的に検証していきます。
コロナ前~2023年の実際の単価推移
以下はコロナ前である2020年~2023年の実際の単価推移です。
実証画像
このように、実際にはAdSenseの単価がコロナ禍で下がっていることが確認できます。
コロナ禍が始まる前、私のウェブサイトでのAdSenseの平均CPC(クリック単価)は約20円前後でした。しかし、コロナ禍が始まってから、その数値は約10円前後に下がりました。
また時期によっては、最低で2~5円にまで落ち込んだ時期もありました。(過去8年アドセンスをやっていますがここまで下がったのは初めてです。)
考えられる理由
単価が下がった要因としては大きく以下の3つが考えられます。
- 広告主の予算削減: コロナ禍で多くの企業が広告予算を削減した結果、単価が下がる傾向にありました。
- 広告クリックの質の低下: 家にいる時間が増えたため、意味のないクリックが増加し、それが単価を下げる一因となりました。
- 競合他社の増加: コロナ禍で多くの人がオンラインビジネスを始めたことで、広告スペースの競争が激化しました。
今後の単価予想推移
コロナワクチンの普及や世界的な経済回復が進むにつれて、広告主の予算も回復し、単価も徐々に上がってくると予想されます。実際に2023年9月に関しては単価が10円台と安定してきました。
しかし、新しい変異株の出現や経済の不安定要素もあり、すぐに元の単価が以前のように戻るとは限りません。
まとめ
このように、コロナ禍は確かにAdSenseの単価に影響を与えましたが、今後は回復傾向にあると考えられます。最後に、この記事がAdSenseを利用する皆様にとって参考になれば幸いです。
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